モロッコ旅行に行った際のブログです。今回は、8日目について。
旧市街の古墳やバディ宮殿といった史跡から、新市街のマジョレル庭園やスーパーのカルフールなど、マラケシュ全般を歩いたときのことを書いていきます。
モロッコ旅行8日目 マラケシュ旧市街史跡地区&新市街
この日は「マラケシュの要所観光に費やす!」と決めた日。
スークを一時離れ、史跡や新市街など観光名所を一気に回りました。
9:30 リヤド出発
せっかくなので1日たっぷりと使いたいということで、早めの行動。
モロッコ人は朝はゆっくりのようで、フナ広場もこのがらんどう状態...
2月だというのに、マラケシュはすごい日差し。朝晩は少しひんやりするけど、日中は半袖でも全然いいくらい。この日は半袖で過ごしていました。
10:00 クトゥビア
マラケシュのシンボル的塔です。
残念ながら中には入れないらしく、外からの撮影のみ。塔のふもとにはハトがたくさんおり、トリ嫌いの私は写真を撮ったらすぐに退散。。
11:00 サアード朝の古墳群
クトゥビアからアグノウ門を経由し、こちらに。
入ってすぐ左の方に、一番荘厳と言われているサアード朝の王様のお墓がありました。近くで見るとその繊細さと贅沢さに圧倒されます。
ここは、個人的にモロッコ旅行で一番スタイリッシュに感じた遺跡かもしれません。
そしてここにも、遺跡内にはかわいくて人なれしているネコがいました!
また、ガイドブックに書いている入場料は10DHですが、実際は70DHです。ご注意を...
11:30 バディ宮殿
さらに歩いて、こちらに。16世紀の大規模な宮殿です。
入ってすぐは廃墟のようなボロボロの壁、という感じでした。その壁に沿った小部屋のようなところに展示スペースがあり、1部屋1部屋見て回ります。
この場所は建物の荒廃が進んでいるらしいのですが、そこがすべてハトの巣になっているようです。展示スペースにいても、上部から壁をこだましてハトの鳴き声がものすごく生々しく聞こえてきます。写真の四角いところは全部ハトの家です。恐怖。。
私、鳥類全般が大の苦手。頭スレスレで飛んでくるし、もう地獄絵図。トリ嫌いの方は心して行ってくださいね。ちなみにコウノトリもめっちゃいます。
そうして地獄の荒廃スペースを抜けると、びっくりするくらい広い跡地が待っていました。さっきのところがウソのよう。
宮殿内には池があったり、中庭に木が植わっていたり。
展望台からはアトラス山脈の雪が拝めました。
途中、遠足と思しき小学生の集団に出くわしました。史跡なので、日本でいう、大阪城とか平城旧跡に見学に来る感じ?
多分富裕層の学校なのか、持ち物もこぎれいにされています。みんな「ハロー!」ってめっちゃ元気に挨拶してくれる。どうか騙しのないモロッコ人に育ってくれよ!
休憩イスもあって座ってぼんやりしてしまい、結局ここで時間を食ってしまいました...
こちらもガイドブックに書いている入場料は10DHですが、実際は70DHだったので行かれる方はご注意を!
13:00 フナ広場で昼食
一旦広場に戻り、カフェで昼食をとることに。名前は失念...
観光客が多いため洋食メニューも豊富らしく、カルボナーラとチキン×ポテトで合計95DH。良くも悪くも普通の味なんだろうけど、そろそろモロッコ独特の味付けがしんどくなっていたため、この時ばかりはめちゃくちゃおいしい。
ちなみに、モロッコの飲食店は基本的に通りを向いて横並びで席を配列されているところが多いです。
ここでも、旦那と横並びで広場を向いて座り、喧騒を眺めていたのですが...さすがにパフォーマーや商人が店の中まで入ってきたのにはびっくりしました。
音楽隊に至っては勝手に目の前で演奏し、強制的にチップをせがむ始末。Tシャツ売りの男の子も服をヒラヒラ見せるんだけど、若かったからお小遣い稼ぎだろうなー...
あと、個人的に捕まったのは靴磨き。サハラの砂で汚れたブーツを磨きたかったのでしょうか。笑
そして店のおじさんも、最後にお金を支払ったときにおつりを忘れてました。本当に商魂たくましく適当な人ばっかりです(笑)
食後には、オレンジジュースを1杯。35番の屋台。おススメです。ここのは冷えてるし最高。間違いなかったので次の日もお世話になりました。
14:00 新市街歩き
モロッコにきて繁華街というものを歩いていなかったので、新市街を歩いてみようということで、旧市街から徒歩での移動です。
本来、旧市街⇔新市街は交通機関を使用しての移動がメジャーのようですが、私たちは基本「ゆっくり空気を楽しむ」ことが好きなので、歩いて行きました。
30分も歩いたら行けるだろう、と地図上の計算からそう思っていたのですが…舐めてました、気候を。
モロッコの日差しは雲がなく、めちゃくちゃ強いんです。そして、2月でも日中はかなり暑い。目がやられて視界がクラクラしてしまい、休憩しながらの移動だったので、結果的に目的地に着くまで1時間以上かかってしまいました。
ちなみに新市街の様子は旧市街と打って変わって、家も店もとても近代的な感じです。
ZARA、マクド、ケンタッキー、スタバといった外資系のアパレルショップや飲食店もありました。同じ市内でこんなにも見える景色が違うのだとびっくり。
16:00 マジョレル庭園
やっとのことでこちらに到着。マジョレル庭園はイヴ=サン=ローランが買い取り、手掛けたという庭園です。
園内はとてもフォトジェニック。観光客も、いかにもそういうのが好きそうな人でごった返していました。
周りにもおしゃれなセレクトショップがたくさんありました。記念に“ちょっといいもの”を買うにはいい場所ですね!
ピーク時に行ったのか、かなりの人でゆっくり歩けなかったことが反省。
行かれるのであれば、午前中をおすすめします。
17:30 カルフールで買い物
ばらまき土産の購入目的で入った新市街のスーパー、カルフール。大型ショッピングセンターの中に入っていました。フランス資本だそうです。
ここ、ただのスーパーなんだけどめっちゃ楽しかった!!!生活感をのぞけるし、安くて日常的に使える商品がたくさんあるし。
モロッコのスーパーは、生鮮食品がとても安いです。オレンジやトマトが、基本キロ売りで3DH/kgとか!日本じゃ考えられません。
察するにプリンの素?これが、モロッコ人のJAPANのイメージなのか...
大量の紅茶パックも、1箱15DHとか3箱セットで25DH。お土産のお菓子やインスタントハリラ、紅茶やせっけんを大量購入し、合計266DH。
海外のスーパーってなんでこんなに楽しいんでしょう(笑)
こちらのショッピングセンターの中にはスタバやBODY SHOPなどもあり、日本のそれとそんなに変わりません。価格提示があらかじめきちんとされているのも、買い物しやすいポイントでした。
これにてマラケシュの2日目観光は終了。
再度歩いて、リヤドに荷物を預けに戻りました。
20:00 夕食@Blackn chich
日中太陽にやられ、もう騒がしいところに出る気力は皆無...
なのでリヤド近くのレストランで夕食をとることにしました。こちらは珍しいことに、セネガル料理を出してくれるとのこと。
メニュー名は忘れてしまいましたが、3品+ドリンクで合計205DH。この、カレーみたいなのがおいしかった。多分、日本人が好きな味。
慣れない食事とマラケシュに来てからの気候で、体調が徐々に危うくなってきてます。
でも知らんふりする。なんてったて翌日はラストスパート、お待ちかねのスーク歩きなのだから!
次のブログでは、最終日お買い物ツアー。旧市街にて大量の店と雑貨にまみれた様子をお伝えします▼▼▼
【マラケシュでお世話になったリヤド】
LA MAISON DU TRESOR
こんなとこにある?ってくらいスルーしそうな路地の壁と同化してる扉から入りました。
中はプールや中庭があって快適!Wi-Fiも完備です。スタッフの人がとても親切。
ドアノブやトイレの扉が壊れていたけど見て見ぬふり。ベッドのシーツが超かわいかった!
~2019年5月11日:追記~
この数か月後に、Diorが今回のブログで出てきたバディ宮殿でコレクションを行ったそうです。
びっくりー...( ゚Д゚)
便乗してバディ宮殿の詳しいことを改めてアップしてます。